坂戸市では、それに呼応して、3月19日(木)の早朝、日本共産党坂戸市委員会は、北坂戸駅と若葉駅の両駅頭で、「派遣切り反対、雇用を守れ」の宣伝行動を行ないました。
“期間満了で派遣切り”はやむをえない?!
「派遣期間」が3年を超える場合は、派遣先の企業が労働者に「直接雇用」を申しこまなければならない。この法律をのがれようと、製造業の大企業があみだしたのが派遣期間をごまかすための「偽装請負」。その無法を社会から糾弾され、06年にいっせいに「派遣」に切り替えた大企業は、“3月末で期間制限がくるから解雇もやむをえない”といいます。
すでに直接雇用すべき人たちだった
しかし、志位質問に対して政府は、“「偽装請負」で働いていた期間も、実際に同じ職場であれば派遣期間とみなされる”と初めて答弁。「派遣切り」をめぐる状況は一変しました。実は、派遣労働者の多くがすでに“違法状態”におかれ、“期間満了で解雇”どころか、ただちに直接雇用の対象になることが明白になったのです。
大企業は雇用をまもる責任をはたせ
しかも、仮に派遣労働者個人は半年しか働いていなくとも、“同一業務で、たとえば同じ製造ラインで、派遣労働者を3年を超えて使った場合”も、そのラインで働く全員が直接雇用の対象となります。
大企業は、無法な「派遣切り」を直ちに撤回し、雇用を守る社会的責任を果たすべきです。
一人で悩まないで相談を
「解雇といわれた。どうしよう」。でも、諦めないでください。ピンチになったあなたを助ける制度もあれば、仲間もいます。
「国民の苦しみを少しでも取り除くために献身する」。日本共産党は、この“立党の精神”に立って、全国2万2千の支部、3千人を超える地方議員が「生活・労働相談」に取り組んでいます。何でもお気軽に相談してください。