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09/03/16
坂戸、鶴ヶ島水道企業団の2009年度(平成21年度)予算議会が、2月6日(金)に行なわれましたので報告します。今回の水道議会は、「料金引き下げ」が盛り込まれているか否か注目された議会でした。 事業は順調、借金はゼロに2009年度予算は、給水人口16万8900人(前年度比400人増)、年間総配水量約2077万2千立方メートル(年間一人当たり123立方メートル)に設定されています。そして、主要な建設事業費は9億9千万円、水道事業収益は32億5100万円、水道事業費が29億800万円となっており、2009年度貸借対照表での「流動資産」(内部留保)の合計は、約49億1千万円です。 その内訳は、
なお、企業債(借金)は、前年度で完済し、2009年度はゼロです。 このように、企業債がゼロで、内部留保が50億円近い水道企業団は、県内でも例のない超優良企業団そのものです。しかし、この内部留保の市民還元はありませんでした。 当予算案に対し、日本共産党議員は次の理由で反対しました。 「水道料金の引き下げ」を求める市民要求は強く、これまで企業長に対し「署名」を提出し「引き下げ」を求めて話し合いが行われ、水道議会でも一般質問などで繰り返し取上げられてきた。 昨年4月の坂戸市長選挙では、副企業長である伊利市長は、選挙のマニフェストで「水道料金を引き下げます。すぐやります」と公約し当選した。また、藤縄企業長は昨年8月水道議会の一般質問で「来年度見直す」と答弁した。 以上の経過から、市民は、2009年度予算には、当然「見直し」(引き下げ)が盛り込まれることを期待した。しかし、依然として高利益を予定しながら「引き下げ」は盛り込まれず、市民の期待は裏切られた。よって、本予算案には反対する。 吉岡しげき議員の一般質問吉岡しげき議員は「水道料金引き下げ」に絞って質問しました。 【質問】 市民の「水道料金の引き下げ」要求は極めて強く企業長の認識は。また、昨年答弁した「料金体系見直し」は「料金引き下げ」と理解していいのか。
【質問】 「一部分を取上げ全体が高いと言っている」と言うが、13oも20o口径も一般家庭での使用水量部分は東松山、日高、川越市と比較して高いのが実態ではないか。利益を使って、全体を引き下げる必要があり、今後の「施設更新」には企業債の適切な活用も必要ではないか。具体的な見直しはいつからか。
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