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坂戸、鶴ヶ島下水道組合議会報告

「西坂戸団地のし尿施設」に関して

09/02/20

 12月19日(金)に開催された坂戸、鶴ヶ島下水道組合議会で大山しげる議員は、「西坂戸のし尿処理施設に関して」3点にわたり、一般質問を行ないました。

 質問と答弁の概要は次の通りです。

質問 西坂戸団地のし尿処理施設は稼働開始してから37年経過している。下水道中央幹線が西坂戸に到達するまでの5年間の維持管理は万全でしょうか。

答弁 老朽化はしているが、平成10年に診断をした上で補修・修繕を重ねてきた。必要最小限の設備投資で5年間は維持できる。

質問 公共下水道区域と西坂戸団地し尿処理施設での事業費と使用料との比率を比較すると、別表のとおりです。

事業費と使用料との単純比較(2008年度予算)
事業費
使用料
事業費あたりの使用料比率
公共下水道区域
19億4222万3千円
11億円
56.6%
西坂戸し尿処理施設
7095万5千円
4800万円
67.6%

 単純比較すると、使用料が占める比率は、公共下水道区域より西坂戸住民は約10ポイント高くなっており、そこから言えることは、西坂戸団地住民の下水道使用料負担はもっと抑えていいはずです。

 さらに言えば、西坂戸団地住民は、住宅購入時にコミュニティプラントの負担はしており、1980年(昭和55年)以降は都市計画税を納め続けていることから、下水道設備に関して二重投資をしてきたともいえます。西坂戸し尿処理施設の財政運営についての所見をおたずねします。

答弁 西坂戸団地住民の下水道使用料は地域し尿処理施設への負担という考え方で、平成2年4月の三者協定で自治会の意向を充分尊重したうえで料金設定(定額制)をしている。

質問 下水道中央幹線は現在のコミュプラとの位置の関係では、どのように接続するのでしょうか。

答弁 西坂戸団地全域に広がっている下水管の流れが現在の地域し尿処理施設に集中しており、5年後に下水道中央幹線がそこに接続する予定である。

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