西坂戸で自動車100台パンク

　年末の押し詰まった昨年12月30日未明、西坂戸団地内の路上駐車や駐車場内に停めてあった自動車約100台のタイヤの空気が、千枚通しのようなもので抜かれる事件が発生しました。

　この事件は、当日夕方のテレビ、31日の朝の新聞各紙で報道されました。マスメディアの報道では、「車60台」がパンクとされていますが、警察に届け出ない車はカウントされておらず、約100台にのぼるのが実態のようです。

掲示板などへの放火も

　これまで、西坂戸では日本共産党の掲示板が掲げられている西坂戸４丁目の個人宅へのいたずら・投石・放火が繰り返されていましたが、今回は西坂戸全域に被害がありました。

　また、同じ12月30日未明にこの西坂戸４丁目の個人宅の前の自動車のタイヤに放火されるということもありました。こうした事態を受け、西坂戸自治会や消防組合西分署などは夜間の巡回パトロールを始めています。

　掲示板へのいたずらに関しては政治活動への悪質な妨害である事から、西坂戸４丁目の住民が選挙管理委員会としての対応を求める要請書を提出しました。

自治会・消防署が連日パトロール

　その日以来、西坂戸自治会、消防署西分署などが連日のパトロールを繰り返し、とりあえず「いたずら」行為は収まっています。警察も独自の捜査を行なっていますが、いまだ犯人はつかまっていません。抜本的な解決のために今後とも住民みんなが力を合わせていくことが必要です。