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09/01/30
12月13日(土)、坂戸駅前集会施設で、九条の会さかどが「戦争を語り継ぐ 子や孫の時代へ」というタイトルで、「戦争体験を語り継ぐ会」を開催しました。 これまで「戦争体験を語る」となると兵役を経験したような高齢の方が主でしたが、子や孫が語り継げるように、やや若い世代が「戦争体験を語ること」が、未来に向けて大事なことであることから、今回の語り手の人選がされました。 3人の方が戦争について芦山町にお住まいの紺野智恵子さんが、『人間の尊厳をかけて 私の半生』というタイトルの冊子をもとに、父母のこと、中国でのことを語りました。内戦に明け暮れた満州で育ち、終戦の年に6歳で帰ってからのこと、父母の苦労のことのお話に参加者一同感銘しました。 日本共産党坂戸市議会議員の大山しげるさんは戦後(1950年)の生まれです。しかしながら、戦死者(戦病死)の遺児です。 大山さんの父親(大山政吉さん)は、終戦直前のビルマで頭を強打した後遺症に苦しみながら終戦後も商売(酒屋)に励んでいましたが、戦後17年たってから、後遺症の悪化で永眠しました。『17年後の戦病死』というタイトルで報告しました。大山しげるさんの母親・大山みよさん(故人)の短歌が好評でした。 石井にお住まいの栗原繁子さんは、「軍隊が本当に要らないのか」という問題提起をしました。参加者の中から、軍備は必要ないという意見が出されました。まわりの市民から問いかけられた時、どのように対応するかについてはこれからも議論をしていこうということになりました。 最後に、社民党坂戸市議会議員の武井誠さんのギター伴奏で、平和を願う歌を全員で声を高く歌いあげました。
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