市民福祉常任委員会の報告

あらい文雄議員

　12月３日(水)開催された12月議会市民福祉常任委員会では、2008年度(平成20年度)坂戸市一般会計補正予算を定める件をはじめ９議案が審議されました。各議案とも委員全員一致で可決されました。

補正予算、国保特別会計へ２億５千万円

質問　国民健康保険特別会計に２億５千円の繰出金を出す主な要因について、

答弁　前年度決算で繰り上げ充用したため、繰越金が見込めない。支出が増加し財源不足が見込まれるため。

質問　保険給付費増額の主な内容は？

答弁　退職被保険者の医療費、高額医療費等の伸びが要因。

質問　障害者福祉の日常生活用具給付費増額の内容は？

答弁　ストマ装具、視覚障害の方のパソコンの画面拡大や画面音声化ソフト等の申請が増加している。

質問　生活保護費の補正の主な理由について？

答弁　住宅扶助、高齢者世帯の医療扶助の増加などが要因。

産科医療保障制度の保険金について

質問　産科医療保障制度の保険金分３万円について、未加入医療機関で受診の場合の扱いは、全国的な保障制度の加入率は？

答弁　１分娩について補償制度の掛金として出産者が３万円を医療機関に支払うが、国民健康保険で出産育児一時金（現状は35万円）に３万円上乗せし38万円支払うことになります。未加入医療機関の場合は掛け金負担もないが、３万円の上乗せも無い。全国の加入率は、病院・診療所98％、助産所90.5％、合計97％。

学童保育所での障害児の受け入れは

質問　学童保育所の指定管理について、障害児の受け入れについて特別に考慮すべきだがどう対応していくのか？

答弁答　今後３年間の運営状況等を注視しながら、種々研究していきたい。