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09/01/04
九条の会第3回全国交流会に参加して東京の教育会館に着いたときは、まだそんなに参加者は会場に見えなかったのですが、時間が開会に近づくにつれどんどん集まってきました。あっという間に満席になり、空いている席はひとつもありませんでした。 「九条の会」事務局長の小森陽一さんのあいさつの中で「九条の会は今7,294に増えたこと、2004年にこの会ができてから新聞のアンケートで憲法を変えないほうが良いが増えていき、とうとう今年は変えないほうが良いが、変えたほうが良いを上回った、これは九条の会の力である。世論の勝利である」とあいさつしました。本当にそうだなと思いました。その後呼びかけ人の方々(大江健三郎・奥平康弘・澤地久枝・鶴見俊輔)の話がありました。 午後からは分科会で北海道から沖縄の「九条の会」の様子が話され、それぞれの地域での取り組みを聞きました。会議を定例化していること、講演会を行なっている、ニュースを発行している、署名活動をしていることなどはどの会も共通しています。音楽会や旅行など会員の親睦を図る企画や会員を増やす手立てとしてすいとんの今と昔の食べ比べ会をした会やニュースやビラを診療所や薬局に置いてもらっている会、9のつく日には宣伝活動をしている会、などいろいろな会の活動の様子を聞いて大変参考になりました。 そして私が一番そうだなと思ったのは、澤地久枝さんが「この会場のまわりにこの会のスタッフより多くの公安がいる。九条を守るという話し合いの場にこんなに公安がいることは今の日本の実情を表している。私たちはこの九条を大切にしたい」とおっしゃたことと、習志野市の九条の会の方が、「ビラ配布の弾圧のことに関わっているが、弾圧というと人は引いてしまう。しかし、戦争と弾圧は手をつないでやってくると話すと人は聞いてくれる」と話されたことです。 午後からは雨が降りだしましたが、多くの方の参加の熱気が伝わる「九条の会」交流集会でした。 栗原繁子 |
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