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原水爆禁止世界大会に3名参加

08/10/04

 はじめに多くの皆さんからのカンパに支えられて、今回原水爆禁止2008年世界大会・広島大会に3名送り出していただきました。心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

世界大会の写真1:クリックすると大きくなります
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心に刻む3日間

 開会式、分科会、女性のつどい、閉会式の3日間はきついスケジュールでしたがその中で特に心に残ったことを紹介したいと思います。今回は若者が多いと聞いていましたが、本当に若い人の参加が多く目立っていました。

 開会式のプログラムのトークセッションに出た東大工学部学生の発言です。

 「科学の道を選んだのは豊かさの土台を作るためだったが、自分の選んだ科学の道は人類の幸せに役立つのかとずいぶん悩んだ。いろいろと活動に参加する中で、また、この大会に参加して核兵器は人間が力を合わせればなくせること、世界中で運動に参加して頑張っている多くの人がいることを知り学び、科学を人類の脅威でなく幸福に役立てられることを確信した」と発言し、「学内に戻ったら被爆の実相を聞く会や学習会を開き若い仲間が核廃絶の運動に関心をもつよう頑張る」と決意表明した。また、まとめの安斎先生の発言も素晴らしかった。

 「歴史は前に戻ることはできないが未来を変えることは出来る。核兵器をなくすこと、皆さんと一緒に使命を果たします。全力を尽くして未来を守りましょう」と大きな拍手に包まれました。

紺野


若い力に希望を感じて

 世界から核兵器をなくそう。原水爆禁止2008年世界大会が開催されました。今年の大会には、坂戸原水協から3人の参加者を送り出しました。

 その一人として、鈴木ともゆきも参加させていただきました。8月4日・5日・6日に開催された広島大会に参加世界大会の写真2:クリックすると大きくなりますしました。強い日差しの照りつけるなか原爆の投下された日もこんな暑い日だったのかなどと思いを巡らせながら、開会総会会場の県立総合グリーンアリーナに向かいました。会場に着くと幅広い年齢層の参加者がいましたが、とりわけ若い年齢層の参加者が目立ちました。ふと、5月に開催された「9条世界会議」を思い出しました。若い世代が平和について考え学ぶ姿に希望を感じました。(写真をクリックすると大きくなります)

 2日目には、各分散会に分かれ参加し私は、「核兵器のない世界へ・草の根の世論をいかにつくるか」に参加しました。そこでは、被爆経験者の方の話を聞けました。いかに核兵器が多くの人の命を奪い、多くの人生を狂わせたのか人間と核兵器は共存できないことを実感しました。

 そして、海外からの講師の話を聞き、今、世界的に核兵器の廃絶を求める動きが強まってきていることや、憲法9条を持つ日本の役割、まず一人ひとりができる事を始めよう、行動することが大切であると話しました。

鈴木ともゆき議員


若者の参加が多いのにビックリ

 「しんぶん赤旗」以外のメディアはほとんど取り上げない、原水爆禁止世界大会。その大会に、ひょんなことから参加することとなりました。

 8月4日、飛行機とバスを乗り継いで、会場の体育館に到着。中高年でいっぱいだろうと思っていましたが、若者の参加が多いのにびっくり。開会総会では、命がけで参加したという外国人女性も壇上で発言。命の危険があるから、写真は撮らないでくださいという司会者の言葉に、少し緊張感を覚えました。

 翌日は、動く分科会「原爆遺跡・碑めぐり」に参加しました。午前中は、バスで逓信病院ほかを見学。午後は、平和記念公園内を徒歩で見学。初めて見た実物の原爆ドームは、原爆の威力を示しているものの、悲惨さは感じられませんでした。夜、同室の人が、他の分科会の模様を話してくれました。イラクでアメリカ兵が、10歳位の女の子とヤギを誤って戦車で轢いてしまったが、賠償金が女の子は100ドルで、ヤギは200ドルだったそうだ、などの話を聞き、ほんの少しですが戦争の実態を知ることができました。

 翌日は、再び体育館で閉会総会。午後9時過ぎ、無事帰宅。

 戦争、特に第二次世界大戦について、もっと勉強しなければと感じた3日間でした。

H・O

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