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08/09/20
7月30日(水)〜8月1日(金)の3日間行なわれた坂戸市議会の総務・市民福祉常任委員会合同行政視察研修の報告をします。 日本共産党坂戸市議団からは、市民福祉常任委員のあらい文雄議員と総務常任委員の大山しげる議員が参加しました。 1日目は、愛知県北名古屋市にて「思い出ふれあい(回想法)事業」について研修しました。北名古屋市は、2006年(平成18年)3月に師勝町と西春町が合併し、市制施行された市です。 回想法事業とは、自らの経験や、昔懐かしい道具を教材にその体験を語り合う(回想する)ことにより、介護予防、認知症防止に役立てようとするものです。 回想法は、欧米諸国より始まり、既にわが国でも臨床に応用されており、特別養護老人ホームや老人保健施設などで試みられていますが、地域ケアにおいて回想法を活用している自治体は、ほとんどないのが実情です。 回想法導入の経緯は旧師勝町、旧西春町とともに従来から在宅福祉に力を入れてきた経緯があり、昭和時代の日常生活用具を収集している歴史民族資料館があり、回想法を行う環境が整っていたこと。 認知症を研究している医師による勧めで、2002年度に事業を立ち上げ、老人保健健康増進等事業のモデル事業として開始(旧師勝町)していたこと。 また、北名古屋市は、以前から昔の「日常生活用具」の収集に努め昭和の生活史の博物館として全国的に知られている歴史民俗資料館(旧加藤家住宅)があり、常設展及び定期的な企画展を開催し、多くの集客をしていること。
高齢者層の増加するなかで、閉じこもりがちな高齢者と健常高齢者が一緒に、「小学校の思い出」「昔の遊びの思い出」などテーマを決め、回想センターで、みんなで楽しみながら介護予防・認知症予防を図っているユニークな事業が行われています。 市民福祉常任委員 あらい文雄議員 |
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