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08/08/20
7月22日(火)に日本共産党創立86周年記念講演会が東京・日比谷公会堂で開かれ、CS通信で全国に同時放送されました。(リンク先で記念講演会の録画を視聴できます) 私は日本共産党西部地区委員会(川越市)で視聴しました。 志位委員長が「正義と道理に立つものは未来に生きる」と題して講演し、前段では、共産党員首長の長野県南牧村菊池幸彦村長、兵庫県福崎町嶋田正義町長、東京都狛江市矢野裕市長の挨拶がありました。 志位委員長の講演は、86年の共産党の歴史が不屈の先輩たちの闘いに支えられていること、日本共産党員作家小林多喜二の「蟹工船」がいま話題になり、現代の若者を励ましていることから始まりました。 講演を聞きながら私の生きてきた道を思い浮かべました。確か、私が「蟹工船」を読んだのは、20歳前後でもう40数年前です。ちょうど「60年安保」の真っ只中で、所属する労働組合は「安保」の影響を受け階級的に成長し始めていたときです。 新米組合員であった私の「蟹工船」の印象は、過酷な労働の中で団結して闘わざるを得ない漁民の姿に感動し、当時の労働組合での闘いと重ね合わせて、大いに励まされたことを思い出します。 そして今、「民主主義が定着し経済的にも大きな発展をしている」と言われながら、人間の尊厳を無視して過酷な労働条件を強いられている「派遣労働者」等の実態と重ねあわせ、あの時代と同じように、苦しめられている現代の若者にも励ましを与えていることを思い、この小説のもつ生命力にあらためて感動しました。 その後、中国・ソ連からの干渉、ソ連崩壊とアメリカを頭とする資本主義勝利の大合唱と日本共産党包囲網という激動の時代を経ましたが、日本共産党は確固として正しい方向を示し、揺らぎませんでした。 今、公然と資本主義の行き詰まりが問われ、貧困と格差社会、医療問題や諸物価の高騰等々に対する解決能力を持たない自民、公明の政治に対し、国民の反撃が始まっており、政治革新を目指す闘いに確信を与えてくれた講演でした。 また、3人の共産党首長の挨拶は、住民こそ主人公の立場を踏まえての確信に満ちたもので、日本共産党の綱領路線を貫いて頑張っている姿がひしひしと伝わり感動しました。(S・Y) |
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