災害対応特殊救急自動車の購入
7月9日(水)、坂戸・鶴ヶ島消防組合議会定例会が開催されました。今議会に提出された議案は、財産の取得についての2議案でした。
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1.財産の取得について
鶴ヶ島消防署・水槽付消防ポンプ自動車購入
- 業者名 (株)モリタ東京ポンプ営業部
- 金額 4137万円
- 排気量 6403リットル
- 水槽容量 1500リットル
2.財産の取得について
坂戸市消防団・消防ポンプ自動車購入
- 業者名 (株)モリタ東京ポンプ営業部
- 金額 3307万5千円
- 排気量 2999リットル
- 2輪駆動・2台
2議案とも全員一致で採択されました。
あらい議員が一般質問
住宅用火災報知器の設置状況について
質問 今年の6月1日から坂戸市と鶴ヶ島市の全世帯の住宅に住宅用火災報知器の設置が義務付けられたが設置の状況は?
答弁 多くが個人の住宅であり、全体の設置状況を把握することは難しいが、消防署員の「一人暮らし及び寝たきり高齢者宅の防火指導」において、実際に会うことが出来た396人のうち、既に設置された方が144人で、設置率36.3%。6月以降に電話帳から500件無作為抽出により郵送でアンケートを実施、257件(51.4%)が回答され、設置済みの方は84件で32.7%という結果でした。
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市民全ての住宅に設置されるよう努力
質問 名古屋市の普及率は65.8%(同時期のアンケート)となっているが、
- 当組合の設置状況をどう見ているか。
- 公団やアパート等共同住宅も多いがその対策と今後の設置の取り組みは。
- 高齢者の火災死亡者の割合は6割近い。しかし設置済みは36%程度。
高齢者(一人暮らし)や低所得者世帯の対策が必要と思うが見解は?
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答弁
- 残念ながら低いと言わざるを得ない。
- 坂戸市の市営住宅やUR(旧公団)の賃貸住宅は設置が完了、URの分譲住宅や一般の共同住宅も含め再度周知していきたい。今後も従来から実施している施策を進めて行きたい。
- 全国的な統計によれば65歳以上の火災死者が半数を超えることから、この対策に重点を置くとともに、これらを所管する部署及び福祉対策の部署とも連携をはかり、坂戸・鶴ヶ島市民全てのお宅に設置されるよう努力していきたい。
報告者 坂戸・鶴ヶ島消防組合議員 あらい文雄
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