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年金からの天引きにびっくり!

お年寄りいじめの後期高齢者医療制度スタート

08/04/30

 4月1日より後期高齢者医療制度がスタートしました。この制度は、2年前に自民・公明政権が成立を強行したもので、その時点から「お年寄りいじめだ」「姥捨て山だ」との声があがっていました。

 年金収入が月額1万5千円以上ある方は、保険料が年金から天引きされる制度としてのスタートとなりました。

 4月15日に「年金引き落とし」が行なわれ、多額の保険料が天引きされ、あらためてびっくりした方が多く、いま、全国で怒りの声があがっています。

 また、全国で保険証の交付もれや保険料額の記入ミスがあいついで発覚しています。

 日本共産党市議団にも大勢の市民からの問い合わせがあります。市の担当課にも問い合わせた内容を紹介します。

保険料額の記載ミス判明

 大家地区にお住いの78歳の方から、「保険料の金額がなぜこんなに多いのか」という問い合わせがありました。

 4月15日付けの「年金引き落とし記録」を見せていただいた上で高齢者福祉課に調査を依頼したところ、「息子さんの社会保険の扶養」となっていたことがわかり、「国民健康保険」加入であったという扱いで手続きをしたため大きな額になってしまったので、取り過ぎた分は返還することになりました。

社会保険の扶養から国保に移る手続き知らず

 坂戸地区にお住いの75歳の男性と74歳の女性の夫婦から、「ご主人には保険証が来たけれど、奥さんには何も来ていない」という相談がありました。

 このご夫婦は、ご主人の社会保険の扶養家族に奥さんがなっていたケースです。市の担当課にたずねたところ、「奥さんはご主人が加入していた社会保険の扶養から外れる手続きをした上で、坂戸市の国民健康保険に加入の手続きをしなければならない」とのことです。

 その手続きをしないとどうなりますかとたずねたところ、「無保険」になるとのことです。坂戸市から説明をしたらどうですかと聞いたところ、市の担当課は「社会保険からの情報がないと把握できない」とのことです。

 その奥さんは、至急、社会保険に連絡して手続きを進めることになりました。

後期高齢者に移った夫が妻の国保税を払い続け

 西坂戸にお住まいの75歳の男性と73歳の女性の夫婦から、「主人が後期高齢者医療制度に移ったので、今度は奥さんが国民健康保険税を納めるのですか」という問い合わせがありました。

 市の担当課にたずねたところ、「世帯主が納税するという仕組みなので、世帯主であるご主人の口座から引き続き国民健康保険税は引き落とされます」。

 但し、この場合でも、「10月から(65歳以上の場合)奥さんの国保税は、奥さんの年金からの引き落としとなります」とのことでした。

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