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08/03/24
1月26日(日)に学童保育所にこにこクラブで、学童保育所の各クラブの保護者や指導員と市会議員との懇談会が行なわれました。 「にこにこクラブ」での定員をはるかに超す児童の入所に対する問題等をはじめ、学童保育所が抱える様々な問題についての率直な意見交換が行なわれました。 現在、西入小学校区の「ちびっ子クラブ」では、定員を超す入所児童の解決のため新しく施設の建設が行なわれています。しかし、坂戸小学校区の「にこにこクラブ」では、2001年に飯盛川沿いから坂戸小学校の校庭に新増設移転しましたが、その後も年々入所児童が増え、70人の大規模学童規模をはるかに超え2007年には117人となっています。 保護者会からは学童での子どもたちの騒がしさをビデオと騒音計で測定した様子が報告され、80から90デシベルにも達する騒音に出席者がみんな驚きました。指導員からも、「指導員も子どもたちも怒鳴りあうような大きな声をださないと聞こえない。子どもたちも自分の主張が出来ない。具合が悪くなっても休むことも出来ない」などの悩みが出され、現在のクラブの近くにもうひとつ造ってほしいとの要望が出されました。 また、たけのこクラブでは、周りの住宅が接近しており、子どもたちの声などが住宅の環境にも影響しており市役所にも苦情のメールが寄せられ、保護者会としても他の空き地などを探している。さらに、あおぞらクラブでは障害を持つ児童の保育体制の悩みも率直に出されました。 学童保育は、子育て支援の大きな柱です。保育所と同じようになくてはならない施設になっています。この立場での行政の支援体制が必要です。 仕事と子育ての両立支援、少子化対策に欠かせない施設として、学童保育の質的な向上を図ろうと2007年10月に厚生労働省は学童保育のガイドラインを策定しました。これは、「児童館や空き教室、校庭開放などで対応すればよい」という、学童保育の必要性をも認めない国の姿勢に対して、全国的な学童保育運動の大きな成果でもあります。 学童保育に指定管理者制度が導入されましたが、坂戸市の非営利組織としての「NPO法人坂戸市学童保育の会」は、その理念からして坂戸市の宝でもあり、行政としての支援が必要であると考えます。今回の懇談会で出された意見、要望は大変重要なものです。学童保育の運動のいっそうの発展と議会との連携で解決していく必要があります。 懇談会には5人の市会議員が出席しました。 |
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