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文教常任委員会報告

テニス場夜間照明利用料、1時間1200円と高額

07/12/25

ともなが真理人議員

 12月4日(火)開かれた文教常任委員会では、議案第74号「平成19年度坂戸市一般会計補正予算」、議案第83号「坂戸市総合運動公園の設置等に関する条例の一部を改正する条例制定の件」(庭球場の夜間照明施設設置とそれに伴う利用料金)の2議案が、審議されました。

 11月30日(金)にあらい文雄議員が行なった「議案第83号」についての「総括質疑」を引き継ぎ、庭球場の夜間照明利用料金の設定根拠などについて明らかにし、次のような「反対討論」を行ないました。

 反対の理由の一点目は、市民総合運動公園庭球場夜間照明の利用料金が、1コート1時間あたり1200円と、近隣市(川越運動公園テニスコート200円、狭山智光山公園600円、所沢市総合運動公園150円、熊谷運動公園600円等)と比べても極めて高いこと。これでは、坂戸市総合計画で謳われている「誰もが、いつでも、どこでもスポーツに親しめる環境の整備がのぞまれている」ということにも、そぐわない。

 反対の理由の二点目は、市民には高い利用料を払わせ、指定管理者のミズノ(株)には、夜間照明施設の原価焼却を4年間として、利益を保証し、しかも4年後のミズノ(株)との契約期終了後には、坂戸市が、この施設を所有するという仕組みを認めることはできない。

夜間照明1時間の電気料金は67円
工事費の920万円を4年間で利用者に上乗せ
4年後は坂戸市の財産に

 1時間1200円という利用料設定の根拠は、「電気料金として、基本料金を除き1時間あたりの電気料金67円(1時間あたりの消費電力5.6KW)と夜間照明設置に係る工事費952万円を4年で除したものに、更に1年あたりの使用計画時間3396時間で除し、稼働率60%を乗じたものが1067円となり、これら合算して1235となったものを1200円としたもの」また「夜間照明施設の原価焼却を、指定管理者のミズノ(株)のいうとおりに4年間とし、そのうえ、4年後(2012年4月1日)からは、夜間照明施設は、坂戸市が所有することになる」

指定管理者制度の下で「952万円の夜間照明施設」が市の所有に

 まさに、これは、市民の高い利用料金によって、4年間でミズノ(株)の利益を保証し、坂戸市は「夜間照明施設」を所有する、といった、他の自治体でもやったことのない仕組みになっている。これでは、市民を蔑ろにした仕組みであり、市民は納得しない。

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