坂障ネットが総会

　５月26日(土)、坂戸市障害者福祉市民ネットワーク（略称：坂障ネット）の2007年度総会が坂戸駅前集会施設会議室で行なわれました。

　総会では、2006年度の経過報告として、昨年４月に施行された障害者自立支援法の利用者負担増緩和を主な要求として、坂戸市に意見・要望書を提出したこと、福祉であいの広場で「坂戸市の障害者と障害者自立支援法」をテーマに展示を行なったことなどが報告されました。

　また、2007年度事業計画として、「障害者自立支援法施行２年目にあたり、障害者や関係者への日々の影響については、障害者の実情を調査研究し、前年度に引き続き行政へ意見・要望・要求を提出していくこと」「10月に行なわれる福祉であいの広場に参加し、市民との交流をもっとできるようにともに考えていくこと」などについて話し合いました。

「支援法施行１年の現状と問題点」講演

　総会終了後、障害者の生活と権利を守る埼玉県民連絡協議会（略称：障埼連）副会長の国松公造氏が「障害者自立支援法施行１年の状況と問題点、そしてこれから」というタイトルで講演を行ないました。

　国の動向や埼玉での障害者運動の共同の様子などからはじまり、さいたま市での市独自の軽減策への運動が紹介されました。そして、障害者自立支援法施行後の運動上の課題について問題提起がされました。