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小学生までの医療費無料化の早期実現を

あらい文雄議員の市政一般質問

07/06/16

あらい文雄議員

 生まれてくる赤ちゃんの数は過去最低が続き、日本の人口の減少が現実のものとなりました。少子化の理由としては、出産や病気、教育等の費用が大きいことが上げられています。いま、子育て支援は最重要課題です。全国各地で小学校・中学校卒業までの医療費の無料化が進められています。

 坂戸市の近隣では、小学校・中学校卒業までの無料化がすでに実現しています。

 通院の無料化で小学3年が東松山市、小学6年が越生・鳩山・滑川町、中学3年がときがわ町・入院の無料化では、中学卒業が東松山・川越・ときがわ町などが既に実施し、川島町も4月から通院小学6年、入院中学卒業までが無料化になります。財政的には、埼玉県の補助の拡大もされ、来年度もさらに拡大されます。

 坂戸市としても、当面小学生までの医療費の無料化の早期実現を。

 5歳位になると受診回数が減少してくる、今の範囲が妥当な水準と考えるが、子育て環境の整備を総合的に進める中で充実を図っていきたい。

県内半数の市町村で既に実施している
子どもの医療費の窓口払いの廃止を

 坂戸市でも小学校入学前までの医療費は無料になっていますが、医院・病院の窓口で料金を支払い、申請により、後日戻る方式であり、現金がなければ医者に行けません。既に県内半数の市町村では、窓口での完全無料化(料金を支払わない)をしています。坂戸市でも早期の実現を。

近隣の「子どもの医療費無料化」の現状
入院無料化
中学校卒業(15歳)
川越・東松山・川島・ときがわ・小川・嵐山・鴻巣・寄居・吉見
小学校卒業(12歳)
毛呂山・越生・鳩山・三芳・滑川・深谷・桶川
就学前(6歳)
坂戸
通院無料化
中学卒業(15歳)
ときがわ・鴻巣
小学校卒業(12歳)
川島・越生・鳩山・吉見・滑川・嵐山 三芳・寄居・皆野・桶川・深谷など
小学3年(9歳)
東松山
就学前(6歳)
坂戸

 財政的な影響に加え、本来健康保険の負担である「付加給付」部分を捕捉し控除できない不合理もあり、当面現行でいきたい。

 その他、ゴミ減量化の取り組みについて、坂戸市のゴミ指定袋の無料配布について、資源プラスチックについて質問しました。

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