あらい文雄議員
国民健康保険会計、市民生活の
厳しさ反映し収入未済・不能欠損
処分共に大幅増加
国保税の収入状況は、収入未済額が8,623円増え16億6,104円、不能欠損も2,484万円増え5,475万円と共に増加。その理由は、所在不明・死亡・生活保護・病気や職業が定着しない等での徴収が不能です。
市民の生活が厳しくなっている表れでは。国民健康保険は皆保険制度で、資格証明書や短期保険証は発行すべきではないと考えるが、未発行を含めた2005年度の状況について質疑しました。
資格証明書・短期保険証、1015件で
74件増・保険証の未発行247件
- 資格証明書 189件(142件)
- 短期保険証 826件(799件)
- 未発行(未受領) 247件(248件)
( )内は2004年度実績
坂戸市国民健康条例の一部を
改正する条例制定の件
葬祭費現行10万円を5万円に半減
今回の改正は、出産育児一時金・現行30万円を5万円引き上げ、それと同時に葬祭費・現行10万円を5万円引き下げるというものです。
出産育児一時金の増額は、少子化対策、子育て支援として大いに歓迎されるが、坂戸市には火葬場や斎場がなく葬祭費が近隣市に比べ多く掛かる状況のなか、国民健康保険加入者の葬祭費を半減させる条例は受け入れられないと指摘しました。
葬祭費2,125万円減、
差し引き1,275万円と
大幅な給付減額に
2005年度実績で算出すると出産育児一時金(5万増)
- 178件→850万円増葬祭費(5万円減)
- 425件→2,125万円減
差し引き合計をすると、なんと1,275万円もの給付減額になることも、質疑の中で明らかになりました。
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