市内循環バスのルート見直しについて

大山しげる議員

　坂戸市の市内循環バスは、運行開始以来、10年間の利用者はほぼ100万人に達しました。「循環バスルート見直し・変更案について」の意見・提案書の提出を募集した結果を質問しました。347件の意見が寄せられ、もっとも多かったのは欠ノ上地区への乗り入れを要望するもので254件もあったとの答弁でした。

　10月に予定している見直しではどのような変更を予定しているのかを問うたところ、通勤通学用に朝夕便の運行をあらたに盛り込むこと、健康施設・医療施設・観光ゾーンなども配慮しながら見直しを進める、との答弁でした。

福祉ガイドブックの全世帯配布を

　市の福祉サービスの案内として、以前には「福祉ガイドブック」が、全世帯に配布されていましたが、全世帯配布は考えていないとのこと。介護保険改定のダイジェスト版を配布したような方法で、福祉ガイドも全世帯配布をしてほしいことを求めました。

学校教育の重点施策

　学校教育の現場では様々な問題がうずまいていますが、市の教育行政としての対応を、質問しました。

　「心の教育」の充実をめざし、家庭と地域との連携を図りながら、日々の教育活動に積極的に取り組むよう各学校に指導しているとの答弁でした。教職員を支援する体制の充実を求めました。

　文科省や県のいっせい学力テストに対しては、教育の成果や課題を検証することを目的としており、国・県の学力テストは実施していくとのこと。結果を競争をあおるものにしないようにを求めました。