|
|
|
|
|
|
06/02/15
昨年の11月15日の夜原因不明の火災で、第一福祉作業所(石井)が全焼し、多くの困難に直面している福祉作業所の皆さんを支援するチャリティーコンサート(主催:愛とヒューマンのコンサート委員会、後援:坂戸市社会福祉協議会・第一住宅自治会・鶴舞自治会・坂戸・鶴ヶ島地区労働組合協議会など)が1月22日(日)午後から勝呂公民館で開催されました。 坂戸地区は、前日の朝から降った雪が田畑一面に残る寒い中にもかかわらず、200名を超える方々が参加され、江原望さん(日本フィル主席代行チェロ奏者)と長坂将志さん(ジャズピアニスト)のコンサートを堪能しました。 冬のソナタ、神田川、五木の子守唄、ヘイジュード、バッハのチェロソナタなど、チェロの江原望さんとピアノの長坂将志さんによる面白いプログラムの進行に参加者の皆さんも楽しく聞き入りました。
休憩の時間にコンサートを後援をした坂戸・鶴ヶ島地区労働者組合協議会の橋本さんより、同協議会の新春旗開きで募金を集めたことの報告と、その募金を持参し作業所で働く職員の方に手渡しました。 最後に坂戸福祉作業所に通う皆さんと演奏者がひとつになり、リズムに合わせ踊ったり歌ったりと楽しいフィナーレとなりました。 終了後、出口で演奏者自ら募金を募りながら、参加者を見送りました。 参加者数・募金の状況などについて、主催者に伺ったところでは、
4回のコンサートで約600名が参加し、合計80万2,428円が集まったとのことでした。 演奏曲目冬のソナタ、りんご追分、神田川、青葉城恋歌、砂山、我は海の子、イマジン、ヘイジュード、ダニーボーイ、アメイジンググレース、星に願いを、我が心のジョージア、ブランデーグラス、白鳥、天空に城ラピュタのテーマ、バッハのチェロソナタより、他 演奏者からのメッセージ私たちは04年10月に起きた中越大震災の被災地を激励する演奏を続けています。1年間に中越現地や、首都圏での支援コンサートは100回近くなります。クラシックとジャズというジャンルの違いで、最初は戸惑いもありましたが、今はかえってそれが面白く作用し、幅広いレパートリーが育って来た様に思います。 04年12月には私たちの活動を知った福祉作業所の皆さんは、近隣作業所に呼びかけてチャリティーコンサートを開き約6万円の募金を私たちに寄せて下さいました。作業所に通う皆さんの収入から見たら大変な金額であることを知り胸がこみ上げました。今回の火災で皆さんの胸中いかばかりでしょう。私たちの演奏が少しでも支援の力になって下されば嬉しく思います。 江原 望&長坂将志 |
|
|
|
|
|
|