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「出土展」が歴史を培って

坂戸市埋蔵文化財出土展

06/02/05

ともなが真理人議員

 今年も坂戸市文化会館(ふれあ)で第9回坂戸市埋蔵文化財出土展が開催された。

 会場入り口すぐに、この展示会は「平成16年度に実施いたしました発掘調査の成果をご覧いただく展示会です。出品しました遺物は、縄文時代中期から奈良・平安時代、戦国時代と幅広い時代にわたっております。また、花影遺跡や三福寺遺跡などから出土しました、縄文土器や埴輪、その他貴重な遺物を展示しております」と、武藤和親氏(教育長)の挨拶が、パネルになっていた。

 30年前になるだろうか。私は議会で、当時坂戸市収入役であった前市長宮崎雅好氏が広報さかどに「わたしたちの祖先が伝えてくれた文化財をそのまま正確に後世に残すことは、現在に生を受けた者の使命と言わざるを得ない。氏子の方々はもちろん、郷土を挙げてその保持伝承に万全を期したい」と寄せられた一文を紹介させていただいたことがある。

 毎年開催されている「出土展」の積み重ねが、歴史を培って、庶民の生活と福祉にやさしい「市民がつくり、育むまち、坂戸」のまちづくりに、役立つことを願ってやまない。

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