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水道事業決算審議

純利益4億8千万円強

坂戸、鶴ヶ島水道企業団議会

05/10/17

 8月9日(火)、坂戸、鶴ヶ島水道企業団の定例議会が開催されました。平成16年度水道事業決算の認定、情報公開条例の一部を改正する条例についてなど、4議案が審議されました。

 水道事業会計決算の概要は別表のとおりですが、普及率、給水人口はわずかに増加、年間有収水量は昨年の猛暑の影響もあり約41万4,000立方メートル(+2.21%)と大幅に増加しました。

 有収率は0.51ポイント低下し、90.5%と2年間連続で低下、当年度純利益は4億8,400万円となりました。

 16年度決算認定の質疑であらい文雄議員は以下の質疑を行ないました。

  • 2年連続して有収率が低下していることについて(2年間で1.1%の低下で約3千万円の損失)
  • 水道加入金が昨年に続き2億円を超えたが今後の見通しは。
  • 年度末の38億9,800万円の現金預金の利息と今年4月実施のされたペイオフについて。
  • 水が水道管から漏れるとその分だけ損失になる、漏水修繕は重要な仕事だが、取り組み内容は。
  • 職員の研修費12万円(予算は98万円)と少ないが。
  • 特別損失の過年度損益修正損が1,029万円と多くなっているがその内容は。
  • 国庫補助金が過去最高になったが内容は。

純利益が4億8,400万円

 純利益は、16年度4億8,400万円、15年度5億900万円、14年度3億6,300万円です。平成9年度から8年間連続で、3億円から5億円の純利益がでています。

決算年度
純利益
平成8年度
1億3778万円
平成9年度
3億2857万円
平成10年度
3億8303万円
平成11年度
4億8168万円
平成12年度
4億2054万円
平成13年度
4億7431万円
平成14年度
4億6337万円
平成15年度
5億0985万円
平成16年度
4億8447万円

2年続けて有収率減収

 一昨年まで3年間は上昇していた有収率が、昨年・本年と2年続けて減収です。

決算年度
現金預金(期末)
平成8年度
18億0600万円
平成9年度
20億3200万円
平成10年度
22億9700万円
平成11年度
26億3400万円
平成12年度
26億1200万円
平成13年度
32億5800万円
平成14年度
32億2189万円
平成15年度
34億9219万円
平成16年度
37億9803万円

現金預金は37億9,800万円余

※流動資産の現金預金は、年度末の平成17年3月末日で37億9,803万円にもなっています。

決算年度
有収率
前年比
平成13年度
90.96%
+0.85
平成14年度
91.60%
+0.64
平成15年度
91.01%
−0.59
平成16年度
90.50%
−0.50

坂戸・鶴ヶ島水道企業団平成16年度業務概要

平成16年度
15年度
比較増減
給水人口(年度末)
166,415人
165,296人
(+1,119人)
普及率
98.94%
98.90%
(+0.04%)
年間総配水量
21,164,168立方m
20,590,811立方m
(+573,357立方m)
有収水量
19,154,570立方m
18,739,738立方m
(+414,832立方m)
有収率
90.50%
91.01%
(−0.51%)
水道事業収益
32億1427万5188円
31億4489万8724円
(+6937万6464円)
水道事業費用
27億2980万2049円
26億3506万2926円
(+9473万9123円)
純利益
4億8447万3139円
5億0983万5798円
(−2536万2659円)
石綿セメント管更新
5,453m
4,199m
(+1,254m)
水道利用加入金
2億1766万円
2億2896万円
(−1,130万円)
企業債償還金
1億6483万3283円
1億7636万円
(−1,153万円)
現金預金
37億9803万7242円
34億9219万7182円
(+3億0584万0060円)

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