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ノーマライゼーション社会の実現に向け

福祉のまちづくり・市民のつどい

05/08/29

 8月18日(木)、坂戸市コミュニティセンターにおいて、坂戸市社会福祉協議会主催・坂戸市教育委員会協賛により、「共に生きる福祉のまちづくり・市民のつどい」が開催されました。

 坂戸市では、昨年度と本年度の2年間にわたり、埼玉県から「ノーマライゼーションの理念に基づく教育推進」のモデル市として研究を委嘱され、研究を続けています。この取り組みの中心課題の「支援籍制度」は「心のバリアフリー」を育むことにあります。

 また、社会福祉協議会は「ノーマライゼーション」社会の実現に向け、福祉教育の推進に取り組んでいます。その両者の結合として、今回のつどいがもたれたといえます。

 基調講演は日本福祉大学の原田正樹氏が、「自立とノーマライゼーション」というタイトルで行ないました。

 続いて、第二部として発表会が行なわれ、「勝呂小学校ふれあいサロン」の合唱、朗読グループ「カナリア」の朗読(「火垂るの墓」)、「坂戸小学校・よさこいクラブ」のさかどよさこい踊り」、坂戸ろう学校「こばと会」の雷神・ぶち合わせ太鼓が次々に演じられ、迫力ある歌や踊りは感動を呼びました。

 最後に、坂戸市出身の遠藤隆行さん(車椅子使用の障害者)が自らの体験を語った「生き方自分流」というタイトルで講演を行ないました。

 坂戸市で取り組まれている「共に生きる福祉のまちづくり」の到達状況を把握することができたつどいでした。

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