「支払い拒否」に抗議し無期限ストライキ

　入西地区と大家地区との境目の大成橋付近（大字成願寺）に本社事務所がある三和交通の労働組合（組合員数56名）は、会社による「預け金支払い拒否」に抗議し、７月12日から、無期限ストライキに突入しました。

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　三和交通の会社側は、この７月に支給する約束になっている「賃金の一部預け金」の支払いを拒否。さらに「賃金体系全体を見直す（賃率を引き下げる）」「このままでは会社を維持するのが難しく廃業せざるを得ない」などと言い出しました。

　三和交通労働組合は、会社のそうした無責任かつ身勝手な言い分に抗議し、ストライキに突入したものです。

　本社前にテントを張り、自交総連の赤い旗を林立させ、「ストライキ決行中」の貼り紙もあり、連日組合員の皆さんがピケを張っています。毎日午後１時に集会を行なっています。

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　７月19日(火)の集会の際に、日本共産党坂戸市議団から、吉岡しげき議員と大山しげる議員がストライキ参加者を激励し、吉岡議員が連帯のあいさつを行ないました。

　三和交通労組は作成したビラの中で、「日ごろ三和交通を利用していただいているみなさん、そして仲間のタクシー乗務員のみなさん、私たちのこうした状況をご理解いただき、ぜひともご支援下さいますよう心からお願いいたします」と、坂戸市民の皆さんに呼びかけています。