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侵略戦争美化の教科書に思う

05/05/27

 侵略戦争を美化した教科書が「教科書検定」に合格したという報道を見ました。日本はアジアの孤児になるのではないか、本当に子どもたちは世界の人々と付き合っていけるのかとの思いを強くする「事件」が起きました。

 「新しい歴史教科書をつくる会」が執筆した歴史と公民の教科書で、日本の侵略戦争を「大東亜戦争」と表現し、「アジアの解放につながった」というのです。また、全教科書から「慰安婦」の記述が消えたというのですから衝撃を受け怒りがこみ上げてきました。

 あの戦争が、日本が引き起こした侵略戦争であったことは全世界の認識です。この戦争によってアジアの人々は2千万人ともいわれる尊い命を失い、日本は「慰安婦」問題など人道上許されない行為をしつくしました。

 この歴史の事実をしっかりと子どもたちに伝え、二度とこのような戦争をしてはならないことを伝えるのが国の責任ではないでしょうか。

世界は「侵略戦争」の反省を
しっかりと教育に取り入れている

 私は、十数年前仕事の関係で、ソ連崩壊前の東ベルリンを訪れる機会があり、休日を使ってドイツのポツダムに行ったことがありました。連合国首脳が「ポツダム宣言」を起草した場所ですが、部屋は当時のままになっていて、ドイツ・イタリヤ・日本の侵略戦争の資料が展示されており、先生と一緒に中学生や高校生が列をなして訪れていました。

 また、西ベルリン側でもドイツの引き起こした戦争の実態をしっかり教育の中で位置づけており、ドイツだけでなくヨーロッパ全体も、そして、アジア諸国でも同じです。

 なぜ日本だけが、歴史を捻じ曲げた教育を行なうのか。これで日本の未来を担う子どもたちが、世界の人々としっかりと付き合っていけるのか本当に心配です。

 改憲の動きが活発になっています。東京では、「君が代」斉唱時に起立しない教師を処分しています。埼玉県知事は、「つくる会」の人物を教育委員にしました。これらの動きは偶然ではないと思います。

 いま、重大な時にさしかかっていると思います。

 私たち、大人が声を上げる時がきていると思います。具体的に何をしなければならないのか考えていこうと思います。(S・Y)

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