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05/03/13
2月13日(日)に映画「草の乱」のロケ地である秩父を訪ねる日本共産党坂戸市後援会の新春バスツアーが行われ、約40人が参加しました。 当日は、風もなく、日かげには残雪が目に付く秩父地でしたが、穏やかな日和でした。 参加者は、道の駅の「龍勢会館」(ロケで使われた井上伝蔵邸が移設)をスタートに、「椋(むく)神社」「石間交流学習館」「音楽寺」を訪れました。 吉田町元日本共産党町議の新井さんがガイド役をしてくれました。 1884年(明治17年)、悪徳の金貸しや政府の失政を批判し、貧民の救済を訴えて起した「秩父困民党」について、五ヶ条の軍律を定め、一般住民に危害を加えたら「斬る」と厳しく戒め、参加者は8千とも1万人とも言われ、たんなる暴徒ではなく日本の近代史上最大の「正義」の農民蜂起であったことを語ってくれました。 しかし、明治政府は、この蜂起が全国に広まることを恐れ、鎮圧後6ヵ月という異例の速さで12人の処刑を伴う処分を行ない、逆賊としました。 1984年(昭和59年)の秩父事件百周年を迎え、全国的にこの事件の歴史的意義が再評価され、吉田町でも長い間タブーとされてきた「事件」に対し、新井元町議の32年の議員生活の中での、地元での資料の発掘と、光をあてる議会活動の苦労ばなしが語られました。 また、この一帯では当時すでに、公選による35人(山もち)の議員による議会が開かれていて、井上伝蔵は副議長、18人の議員が事件に参加していたことと、当時の議事録も紹介してくれました。 ガイドの新井さんの、とつとつとして誇りに充ちた説明に参加者は感動しました。 帰りのバスの中では、「小泉内閣」の悪政のもとで、「今、一揆が起きても仕方がない状況だ」など、率直な感想が出され、7月に予定されている「草の乱」の坂戸市上映を期待し、「住民こそ主人公」「苦難あるところ日本共産党あり」にふさわしいバスツアーでした。 次の企画も期待します。また、ガイドの新井さんに心から感謝し、これからも元気で、訪れる人達に感動と勇気を与えてください。 一参加者 |
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