05年度坂戸市一般会計当初予算の概要

　１月28日(金曜)に、坂戸市議会議員全員協議会が開催され、2005年度の坂戸市一般会計当初予算の概要が示されました。

　３月定例議会は、２月22日(火曜)から始まります。来年度の予算が、住民本位の予算となっているか否かを審議する議会です。日本共産党坂戸市議団は全力を尽くします。一般質問などで取り上げる皆様のご要求などお寄せください。

05年度坂戸市一般会計当初予算案概要

予算規模：総額244億9,000万円

（前年度比21億2,000万円　8.0％減）

• 市民一人当たりの予算額：24万7,000円
• 市民一人当たりの市税額：12万2,000円
• （平成17年１月１日現在の人口：99,292人）

歳入について

一般財源総額：202億4,383万円（前年度比1億2,419万円　0.6％減）

• 市税：120億7,855万円（前年度比　372万円　0.0％増）
• 地方交付税：21億円（前年度比5億1,000万円　19.5％減）
• 地方譲与税：23億1,710万円（前年度比2億7,510万円　13.5％増）

  　国の地方財政見直しで、地方交付税・臨時財政対策債が減少し、基金のほぼ全額を取り崩し、私有地の売却等で財産収入の増額に努めたが、一般財源総額は３年連続前年度を下回ったとしています。

財政調整のための基金繰入金：総額19億2,600万円

（前年度比：3億5,300万円　22.4％増）

• 財政調整基金：5億5,800万円
• 都市整備基金：8億2,500万円
• 市債管理基金：5億4,300万円

市債総額：20億2,280万円

（前年度比：21億290万円　51.0％減）

• 減税補てん債：1億7,200万円（前年度比：21億8,840万円　92.7％減）
• 臨時財政対策債：10億5,000万円（前年度比：2億7,000万円　20.5％減）
• 上記以外：8億　80万円（前年度比：3億5,550万円　79.8％増）

  　市債総額は、できる限り交付税措置のある市債を活用し、恒久減税による減収額の一部振替である「減税補てん債」や地方交付税の税制改正による「臨時財政特例債」を措置したが、国で定める地方財政計画等により「減税補てん債」「臨時財政対策債」とも大幅に減額したとしています。

歳出のポイントとして

　第５次坂戸市総合振興計画の将来像である「市民がつくり育むまち、さかど」の実現を目指し、

1. 環境にやさしい生活推進
2. 自然環境を生かしたまちづくり
3. 保険・医療・福祉の総合ネットワークづくり
4. 防災まちづくり
5. 子育て支援
6. 躍動感あふれるまちづくりの各プロジェクトを積極的に展開することにし、「安全・安心」「人・環境」「活気」を重点分野としたとしています。