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05/02/05
1月15日(土)、坂戸市・市教育委員会主催により、「ノーマライゼーション教育推進市民のつどい」が坂戸市文化会館大ホールにおいて開催されました。 埼玉県が推し進めている「ノーマライゼーションの理念にもとづく教育」として、坂戸市は熊谷市とともに「特別支援教育」の支援籍のモデル指定研究を本年度より受けています。これまでの取り組みの到達点をまとめ、あわせて、本市の「心のバリアフリー」をめざしての取り組み状況を市民に示していくつどいとして開催されました。 第1部の開会行事では伊利市長・小久保市議会副議長に続き、森山穀喜・埼玉県教育局指導部特別支援課長があいさつをしました。 第2部「発表と講演」の最初に、毛呂山養護学校高等部の生徒による「よさこいソーラン」、坂戸ろう学校小学部による「ウッドタップ」、同じく戸ろう学校中学部による「手話ダンス」、 車椅子バスケットの神保さんが講演続いて、車椅子バスケットでアテネ・パラリンピック8位に入賞した神保康弘さんが「『知る』ことから始まるバリアフリー」という演題で講演を行ないました。 神保さんは16歳の時、バイクの自損事故で脊髄を損傷し、下半身不随となり、絶望と失意で1年半引きこもり生活でしたが、18歳で車椅子バスケットに出会い、4期連続パラリンピックに出場しました。 車椅子の生活の中でさまざまなことを知っていった体験を生々しく語り、バリアーをすべて取り払って誰もが楽しく暮らせる社会がくることを語って話しを結んだことが、会場全体を感銘させました。
最後に、支援籍学習参加者の体験発表が行なわれました。坂戸ろう学校の中学部2年の酒井さんと浅羽野中学校2年の市川さんが交流の体験を発表し、最初は会話が通じなかったのに手話を覚えることによって会話が成立し、友達になることができた二人の話は感動的でした。 様々な感動的な場面があった「つどい」は成功しました。支援籍のモデル指定研究はまもなく2年目に入っていきます。 |
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