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04/10/19
9月24日(金)、坂戸、鶴ヶ島下水道組合議会第3回定例議会が開かれました。「15年度坂戸、鶴ヶ島下水道組合一般会計歳入歳出決算認定について」「補正予算第2号を定める件(使用料徴収業務委託の提案)」「工事請負契約の締結について」の3議案が審議されました。 15年度決算については歳入総額が50億5,662万円、歳出総額が47億7,053万円という規模で認定について審議されました。 大山しげる議員は、大谷川排水機場計画決定調査等業務委託料に関して、どのように計画が立てられたのか排水機場建設の見通しについて質疑をしました。本年6月に工事発注が行なわれ、平成17年度から19年度の3ヵ年で建設が進められるという答弁でした。 補正予算第2号については日本共産党の小寺議員(鶴ヶ島)が、使用料金徴収業務を民間委託した場合のセキュリティー対策について質疑を行ない、機械の管理は公的な責任をもつ立場の人があたっていくのでプライバシーは保護されるという答弁がありました。3議案については総員をもって可決されました。 大山議員は、「西坂戸地域し尿処理施設について」と「特別使用について」の2分野の一般質問を行ないました。西坂戸第1ポンプ場等西坂戸地域し尿処理施設は当初コミプラとして1971年(昭和46年)に使用開始となり、1990年(平成2年)4月から下水道組合管理となった経過があります。 一日あたり2千立方メートルの汚水を処理し葛川に放流しているとのことですが、その処理水の水質について質問しました。BOD数値は5PPMで基準値30PPMの6分の1ほど、SS(浮遊物質量)は6PPMで基準値70PPMの11分の1ほどであるとの答弁でした。 施設ができてから33年経過しており、老朽化への対応を質問したところ、現状の施設の機能の診断を行ない、維持管理実施計画をたて、順次補修を実施していくという答弁でした。 大山議員は、前議会でも強調していたところですが、下水道中央幹線の西坂戸への延長を早めていくべきと要望しました。 下水道条例27条に基づく「特別使用」については、15年度は8件の実施ということですが、条文には「公共下水道の管理上支障がない場合で必要と認めた者に限り」とあり、これを積極的に適用していくことにより、中央幹線が通っている近くの住民に下水道事業を広げることができるのではないかと指摘しました。 なお、この特別使用の費用負担については、申請者が全額負担とのことなので、今後に向けての検討すべき課題も多くあるようです。 |
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