あらい文雄議員
9月7日(火)、環境都市常任委員会が開催され、2004年度(平成15年度)決算はじめ11議案を審議しました。
審議された議案は、
- 平成15年度坂戸市一般会計歳入歳出決算認定の所管部門。
- 石井・坂戸中央2日の出町・片柳・関間4丁目の4ヶ所の土地区画整理事業特別会計決算認定。
- 平成16年度坂戸市一般会計補正予算の所管部門。
- 5ヶ所の市道路線の廃止および認定について
など、11議案です。
市民要望の強い小さいゴミ袋導入
委員会の中での主な質問については、環境関係では、
- 衛生委員とエコマネージャーの関係は。衛生委員も苦慮しているゴミ収集所の散乱の対策について。
- 1億円を超える塵芥処理費の修繕料・ごみ収集運搬委託料の不用額について。
- ゴミの清掃センター土曜受け入れの状況について、市民要望の強いゴミ袋の小より小さい袋の9月導入について。
- 広域静苑組合負担金と関連した斎場建設の取り組みについて。
などです。
オオタカ保護で圏央道本線進まず
アクセス道路も同様
都市整備関係では、
- 坂戸東川越線(アクセス道路)について、915メートルの南側の買収面積および平方メートル当りの単価、若葉線合流部の南側・川越市部分との状況について、2004年(平成16)〜2005年(17年)開通予定という圏央道本線の現状とオオタカ問題について。
- 三芳野若葉線の延伸の設計委託と事業の進捗状況。
- 三月末に起工式が行われた大谷川の樋門・築堤工事の進捗状況について。
- 石井区画整理、中央を流れる谷治川の工事の進捗状況と今後の取り組みは。保留地の公売状況は。
- 関間4丁目区画整理、若葉駅西口開設との関係での取り組み。
などです。
毎年五千万円弱の
川越卸売市場出資金
農業振興関係では、
- 川越卸売市場整備出資金(年4,790万円)の残期間とその後の扱いについて。
- 15年度の米の減反状況と今後の国の政策は。
- 米の病虫害防除(ヘリコプター)と新しい方式での取り組み状況は。
- かんがい排水事業の取り組み状況と三芳野耕地の大排水が崩れているが、今後の対策について。
などの質問と指摘を行ないました。
坂戸東川越線、事業主体が不明
134億円の建設費はどこから
討論では、
- 坂戸東川越線(アクセス道路)全体の事業主体が不明のなか、建設費が134億円もかかる道路新設事業は今後の市財政を大きく圧迫するものであり、見直しあるいは凍結すべきである。
- 住民から出された「インターチェンジ建設に伴うアクセス道建設の賛否を住民投票に付すための条例制定」の署名が5,770筆寄せられ、住民の意見を聞くよう求めましたが、市長は「住民投票を実施することなく進めていくことができる事業」として市民の声を聞かないで進めていることには問題がある
と指摘し、平成15年度一般会計決算認定の所管部門に反対しました。他の10議案については賛成しました。
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