トップ
政策
ニュース
市議団
予定
リンク

誰でも気軽に参加できる

生涯学習プラザ

文教・市民福祉常任委員会合同視察研修報告

09/05

大山しげる議員 

 8月4日(水)、文教・市民福祉常任委員会合同視察研修の2日目、福島県いわき市の「文教行政について」の視察を行ないました。

 まず、いわき市いわき市生涯学習プラザを視察研修しました。市民の生涯学習活動等をより一層促進するため、高度情報化社会に対応でき、既存施設との連携を図りながらも、誰もが気軽に利用できる施設として整備されたこのプラザは17階建てビルの4・5階部分に設けられており、生涯学習に関する人材や様々な情報の収集・提供及び相談機能を果たしていくために、生涯学習情報コーナーには21台のパソコンが設置されています。

 プラザでは、現代的課題に関する高度で専門的な講座や市民大学等の全市的な事業等の開催や、生涯学習指導者の養成を行なうなどを進めています。ミーティング等に自由に利用できる場や生涯学習の成果を発表する場の提供等の市民交流機能も果たしています。

 次に、県立いわき公園内にあるいわき市くらしの伝承郷の視察研修を行ないました。江戸時代後期から明治時代初期頃にかけて建てられた伝統的な民家5棟を移築し民具などと合わせて保存及び展示を行なっています。

 合同視察の一行が伝承郷の敷地内に足を踏み入れた時に、高齢者のボランティアグループとすれ違いました。展示してある民家の中にはいってわかったのですが、囲炉裏(いろり)で火を炊いた香りが部屋いっぱいに満ちていて、そのボランティアの人たちは、各棟の掃除をしながら火を炊いていたのでした。

 職員の人の話では、伝統的な民家の天井や柱を燻す(いぶす)ために時おり火を炊いているのだそうです。そんなところにも、「くらしの伝承」を忠実に行なっていこうという姿勢がうかがえました。

前に戻る

トップ
政策
ニュース
市議団
予定
リンク