6月議会での議案第35号「坂戸市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件」に対し、ともなが真理人議員は、学校図書館(室)の充実が欠かせない課題として、総括質疑を行ないました。
ともなが議員の質疑と教育委員会の答弁の要旨は次のとおりです。
質疑
1.移動図書館廃止の理由
2.これまでの「中央図書館−移動図書館−分館」といった図書館網の充実について
3.図書館網の充実に伴って児童・病人・高齢者に対するサービスはどのように考えているのか
答弁
(1.3は省略)
2.坂戸市立図書館協議会からの答申にも触れられておりますとおり、移動図書館のステーションは、中央図書館や分館・分室と連携してネットワークを形成し、各施設に遠距離にある市民への機会均等に重要な役割を果たしてきたところです。
そこで移動図書館が廃止になった後の対応策のひとつとして、平成16年度におきましては、現在巡回している小学校5校について図書を運搬・入れ替えし、併せて読書指導を行なう計画でございます。
再質疑
学校図書館への学校司書について、どう位置づけているのか。
答弁
学校図書館の運営につきましては、必要とする学校に司書教諭を配置し、その任に充てているところでございます。
しかし、司書教諭について国・県から司書教諭を充て、他の学校分掌を兼務しながら職務に当たっているのが現状であります。
つきましては、司書教諭と連携して学校図書室の運営等に当たる「学校司書」などの人的配置を行ない、学校図書室の充実を図っていることも大切な課題であると認識しております。
今後、庁内調整を図りながら、引き続き検討してまいりたいと考えております。
|