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女性のチャレンジは
男性の元気・社会の活気

坂戸市男女共生フォーラム

02/27

とくます悦子議員 

 11回目となる「坂戸市男女共生フォーラム」が2月14日(土)坂戸市コミュニティセンターで開催され、「女性のチャレンジは男性の元気・社会の活気」と題し、弁護士の住田裕子氏が講演しました。

 講師の住田氏は政府の内閣男女共同参画会議委員をはじめ議会等の委員を務めている立場から、昨今の省庁再編成で部局が統合されているが、男女共同参画に関しては、国の重要政策であり「男女共同参画会議」が作られたという国の動きについて話されました。

 住田氏ご自身は夫の男女平等意識や親の協力で子育てと仕事が両立できたことや、男女雇用機会均等法の問題。一人の女性が2.08人生まないと人口が維持できないが、2002年(平成14年)の出生率は1.32人であること。専業主婦の女性よりワーキングマザーのほうが出生率が0.02ポイント高いが、専業主婦には、経済的な理由、出産・育児を早く終わらせて社会へ出たい、孤独感が強いなどが上げられるようです。

 国連開発計画(UNDP)は、男女平等がどの程度達成されているかを示す指標として毎年ジェンダーエンパワーメント指数(GEM)を発表していますが、日本は70ヶ国中44位で、先進国の中でも、母性神話の強い日本、イタリア、スペイン、ドイツの出生率が低いのだそうです。「男女共生は少子化の大きな処方箋」と住田氏は強調しました。

 1985年にナイロビで開かれた「国連婦人の10年」世界会議から1995年北京での第4回世界女性会議、そして今日まで男女共同参画は徐々にではあるが進んできている。女性の意識改革「チャレンジ精神」が今こそ必要であること。いわゆる07年問題(ベビーブーム時代に生まれた人が60歳になる)では、夫を支えてきた女性が再チャレンジしてもらいたいと結びました。

 アトラクションとして男性合唱団「R・コール」が美声を響かせて「男女共生フォーラム」に華を添えました。

 講師の住田氏は、日本テレビの「行列のできる法律相談所」に出演している弁護士さんという評判で、会場はほぼ満席という盛況ぶりで、ご夫婦同伴という姿も見られました。

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