議会全員協議会で来年度予算の概要説明

　１月30日(金)、市執行部から2004年度(平成16年度)一般会計当初予算案骨子の説明がありました。数値的には予算総額266億1,000万円（前年度比20億2,000万円、8.2％増）となっています。

　市執行部は「歳入のポイント」として、次のように言っています。

１．一般財源について

　国における地方財政制度の見直しに伴い、地方交付税などが大幅に減少したことから、基金のほぼ全額を取り崩したほか、市有地の売却等により財産収入の増額を行なったが、一般財源の総額は、２年連続前年度を下回った。

２．基金について

　財源不足を補うため、財政調整のための基金から現時点での平成15年度末残高見込みのほぼ全額を取り崩すとともに、地域福祉基金を大幅に取り崩し福祉財源の確保に努めた。

３．市債について

　市債の総額は大幅な増額となったが、引き続き交付税措置のある市債を活用したりした。

来年度予算の新規事業

１．自然環境と共生するまちづくり

• 緑の基本計画策定事業
• 地球環境温暖化対策事業
• 環境美化推進事業（犬フン撲滅キャンペーン）
• マイ・バック等推進事業

２．人にやさしいまちづくり

• 市民参加条例調査事業
• 若葉駅改札内エレベーター等設置事業
• 市民意識調査実施事業
• 市民カレンダー作成事業
• 農と健康市民大学実践事業
• 障害者福祉計画見直事業
• 心身障害者地域デイケア施設整備事業
• 介護保険事業者支援事業
• 児童生徒防犯対策事業

３．活力あるまちづくり

• 産業まつり推進事業
• 観光振興事業
• サッカー施設整備事業

４．その他

• 電子計算組織アウトソーシング事業
• 例規集システム等運用事業
• 公有財産購入事業
• 公的個人認証サービス事業
• 農道整備事業
• 基準点設置事業

等々