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宮代町の「農」のあるまちづくりを学ぶ

「農と健康市民大学」市民ワークショップ

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とくます悦子議員 

 坂戸市は、国の委託事業である「全国都市再生モデル調査」を受けて来年度から「農と健康市民大学」を実施するため、「市民ワークショップ」を立ち上げて検討を始めています。

 1月17日(土)は2回目のワークショップとして、埼玉県宮代町での先進事例調査を行ないました。

 宮代町では1998年(平成10年)に「『農』のあるまちづくり基本計画」を策定し、その一環として1999年度(平成11年度)から「市民農業大学」を開校して、「農」のある環境を支える仲間づくりやリーダーを育てています。

 大学の期間は2年間で、卒業生には援農ボランティアの資格が与えられます。人数は30名で、20代から60代までと年齢層は広いのですが、大半は60歳台で、2割くらいが女性ということです。

 実習科目は、稲作、巨峰、キュウリ、花卉で、講義などもあります。

 卒業式の前には進路説明会もあり、職員の方の説明では、本格的に農業をめざす人や援農ボランティアとして活躍している人など、「農」を取り巻く裾野が広がっているようです。

 宮代型市民農園として「基本計画」に位置づけられオープンして2年目の「新しい村」も見学しました。単なる市民農園ではなく、宮代町産の農産物直売所や森のカフェ、パンとジャムの味噌づくりの森の工房等々があり、まさに「農」が息づく「新しい村」でした。アイディアとユニークさ、そして「農」の可能性を実感した研修でした。

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