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市内循環バスのいっそうの改善を

おおやま議員の12月議会一般質問報告

01/06

大山しげる議員 

 市内循環バスは運行を開始してから7年半が経過し、乗車人員は延べ70万人を超えています。市民の期待が大きいだけにいっそうの改善を求める声が多く出されており、それへの対応を求めました。

 根強い要望がある増発を質したところ、終点場所の延長を行い増発につながる方策でより効率的なコースの設定も併せて検討するとの答弁でした。

 城山荘下の停留所の常時使用を求めたところ、現在は朝の一本のみに臨時的に使用しているが、城山荘閉館後におけるダイヤにも同様に適用できるか検討するとの答弁でした。

 バス停標識の更新状況を質したところ、本年の11月末に西コースの設置を完了し、全部の標識をリニューアルしたとの答弁でした。

 ノンステップバス導入を求めたところ、車体更新時に導入する。耐用年数から、2〜3年で更新時期を迎える、との答弁でした。

地域助け合い事業に公共施設の活用を

 今後ますます高齢者人口は増加する見込みで、団塊世代と言われる1947年〜1949年生まれ(昭和22年〜24年生まれ)が65才以上となる10年後以降は高齢化率が30%に及ぶのではないかと予測されます。高齢者にとって住みよい街づくりを進める施策がいっそう求められます。

 市の「高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」に「高齢者が自立して健康に暮らせる体制づくりとありますので、どのように進めているのかを質しました。

 「地域ケアシステムの確立ち」を重点施策として、高齢者の方が住み慣れた地域や家庭でその能力に応じ、できる限り自立した生活が継続できるよう各機関が連携して支援を行っているとの答弁でした。

 介護予防や地域支え合い事業を進めている団体・グループが公共施設の活用を図れるようにしてほしいと求めたところ、基本的には各々の団体が自主運営をしていくことが望ましいが、発足間もない状況を考え、公共施設の活用が可能な場合は調整していきたいとの答弁でした。

特別支援教育の学習支援や人的配置、
基礎集団はどのように

 本年3月に文部科学省により「今後の特別支援教育のあり方について」が出され、「障害のある児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じて適切な教育的支援を行う『特別支援教育』への転換を図る」という基本的方向が示されました。これについて、市の教育行政としてどのように対応していくか、「特別支援教育」をどのように受け止めているのかを質しました。

 従来の特殊教育の枠を越えて必要な支援を行うもので、行き届いた教育を推進する観点から重要な課題と受け止めているとの答弁でした。

特別支援教育を進める際の人的配置を質したところ、県の動向をふまえて対応するとの答弁でした。市単独での対応も必要であり、検討を要望しました。

 従来の養護学校や特殊学級の枠を越えていく手法が言われていますが、基礎集団はどうなるのかを質したところ、養護学校や特殊学級に在籍しながらの学習支援ということが答弁されました。基礎集団のことはあいまいにすべきでないと要望しました。

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