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日本共産党市議団研修その1

30戸の高齢者世話付き住宅など
小樽市の高齢者施策を学ぶ

09/09

あらい文雄議員 

 8月11日(月)、日本共産党坂戸市議団の研修で訪問した小樽市では、総合計画「市民と歩む21世紀プラン」の中で、重点プログラム「緊急性が高く市民ニーズも強い施策」として「長寿はつらつプログラム」を位置づけ、高齢者施策を進めています。

 高齢者に配慮した住宅や公共施設などの整備として、「高齢者世話付き住宅生活援助員事業」を行なっています。単身高齢者や高齢者夫婦を対象として、高齢者向けの設備構造を有し、かつ緊急通報システムが組み込まれた集合住宅に生活援助員が配置されています。

 実施施設は、市営住宅で30戸、団地の中に3名の生活援助員がおり、2002年度(平成14年度)は440万円を計上しています。

 高齢者の社会参加の推進では、シルバー研修事業を進めています。老人クラブの指導者や今後指導者となる会員を対象に北海道内外の先進都市に派遣し、訪問先の老人クラブとの交流研修を行なって後継者の育成を進めています(昨年は新潟県村上市に19人参加)。

 友愛訪問事業では、老人クラブ連合会女性部が中心になり、地域の一人暮らしや寝たきりの高齢者などのお宅を訪問し、安否確認や話し相手になるなどの活動や町内会として日常生活に支障のある一人暮らしの高齢者などに対して、給食の配食や会食サービスも行なっています。

 小樽市の高齢化率は(65歳以上)25.32%(平成14年度)と高い状況のなか、高齢者対策に積極的に取り組む姿勢を大いに感じた研修会でした。

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