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大雨の季節に備え

高麗川で水防訓練

07/09

 6月29日(日)午前8時から高麗川大橋の下流左岸で、「平成15年度水防訓練」が越辺川・高麗川水害対策組合(坂戸市・毛呂山町・越生町)の主催で行なわれました。

整列した消防団の写真:クリックすると大きくなります
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 演習想定は、

  • 大型で非常に強い台風10号の接近に伴い、関東地方は28日の午前2時頃から記録的な大雨に見舞われ、今朝7時までの雨量は正丸峠で450ミリ、飯能市吾野で400ミリ、坂戸市で300ミリに達し、今後、更に150ミリ程度の降雨量が予想されている。
  • 各河川は増水し、高麗川上流部の日高市出世橋付近の水位が急上昇中である。
  • そして、坂戸市内上吉田水位観測所でも警戒水位を超え、29日の午前9時30分頃には、危険水位を上回ることが予想され、重大な災害が発生する恐れがある

という緊迫した状況想定です。

堤防での訓練写真:クリックすると大きくなります
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 水防訓練への参加は、坂戸市の各消防団等で、土のう作りや五徳縫い(堤防に入った亀裂の広がりを防ぐ)、月の輪(漏水防止)、積み土のう(越水防止)等、普段聞き慣れない「水防工法」が披露され、県防災航空隊の防災ヘリによる状況視察や水難救助等、大雨の季節に備えての演習が行なわれました。

テントから見守る皆さんの写真:クリックすると大きくなります
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 当日は快晴で蒸し暑い日でしたが、各地域の区長さんや自主防災組織の担当者が熱心に見守りました。

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