坂戸市議会3月議会で、ともなが真理人議員は次のような総括質疑をしました。
予算の重点項目に「市民福祉の増進」を!
【問】 市当局は、2003年度坂戸市一般会計当初予算案の目玉事業として、「子育て」「環境」「地域振興」の3分野を重点分野として定め、重点項目を「安心して子育てしやすいまちづくり」「環境にやさしいまちづくり」「活力あるまちづくり」の3項目とする、としています。
この予算編成にあたって福祉・医療といった障害者・高齢者を始めとした市民福祉の増進について重点項目としてあげていない理由は?市民福祉増進については、どのように位置づけたのか?
【答:市長】 特に、環境や保健・医療・福祉を始めとして、「総合振興計画」で定める6本のリーディングプロジェクトは、全ての項目において本市が取り組むべき事業と考えており、これらの施策を積極的に推進し、市民だれもが「最愛の郷土坂戸」を『ふるさと』と呼ぶにふさわしい街とするため、市民福祉の向上に努めることが肝腎であると考えている。
特に特徴的な事業を、「子育て」「環境」「地域振興」の3点と位置づけ、「安心して子育てしやすいまちづくり」「環境にやさしいまちづくり」「活力あるまちづくり」を重点項目とした。
予算編成と「市民負担増」
【問】 予算案には福祉・医療における市民負担増が計上されている。予算編成で「市民の負担増」についてどのように考えてきたのか?
【答:福祉部長】 国民健康保険税のうち介護保険分及び介護保険における一号被保険者の介護保険料の改正、また市単独事業として実施してまいりました。67歳の方に係わる老人医療費支給を「68歳に引き上げる」
予算編成にあたっては、市民の負担を可能な限り低く迎える努力をするとともに近隣他団体の動向をも考慮させてもらった。しかし、現下の厳しい財政状況の中、制度の円滑な推進を図るためには応分の負担をお願いせざるを得ない状況だ。
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