市民の切なる願い届かず！

　市民の願いである、イラク攻撃中止、有事法制反対、医療費負担増中止・凍結の３件の「意見書」は、「会派での意見の一致が出来なかった」との理由で政府への提出はできませんでした。

　議会運営委員会での「意見書」の取り扱いは、全会派一致制のため、一会派でも「反対」または「意見一致が出来ない」との態度によって、提出できなくなってしまいます。

　今回の議会運営委員会での各会派の態度は次のとおりです。

アメリカのイラク攻撃を中止するよう日本政府の行動を求める意見書

賛成：日本共産党、社民党、市民クラブ、公明党、新生会

意見一致出来ず：平成会、21世紀

有事法制に反対する意見書

賛成：日本共産党、社民党

意見一致出来ず：市民クラブ、公明党、平成会、新生会、21世紀

健保本人３割負担など医療費負担増の中止・凍結を国に求める意見書

賛成：日本共産党、社民党

意見一致出来ず：市民クラブ、公明党、平成会、新生会、21世紀

　どの意見書も市民の願いを政府に提出していくものとして大切なものです。これが提出できなかったのは残念です。

　市民の皆さんは、今回の各会派の態度をどのように判断しますか。