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え!こんなに負担が増えるの?

3月議会の議案

文教福祉常任委員会で日本共産党は5議案に反対

03/15

 現在開会中の坂戸市3月定例議会には、市民負担の増大を招く議案が数多く出されています。3月6日(木)に行なわれた文教福祉常任委員会では、次の5つの議案について、日本共産党坂戸市議団大山しげる議員あらい文雄議員が反対しました。議案名と主な反対理由は次の通りです。

◇15年度坂戸市国民健康保険特別会計予算

◇国民健康保険税条例の一部改正

国保税平均額 12,300円→14,500円 17.9%増(40歳〜65歳未満の方)

 40歳から65歳未満までの方は介護保険の第2号被保険者として介護保険料を納付します。国民健康保険加入者は、国保税納入の際に介護納付金分として納めていますが、介護納付金が増大することに合わせ、月平均12,300円から14,500円へ17.9%の増税とする提案です。

 介護納付金が大幅に増額していく仕組みは国の制度からくるもので、日本共産党は、介護保険の国の負担分を25%から30%への増額を求めており、そうすれば国民の負担は増えないはずです。また、市民の負担増に対しては一般財源からの繰り入れを増やす方策もあり、いっきに17.9%の増税をすることはとうてい認められない、との理由で反対しました。

◇老人医療費支給条例の一部改正

 坂戸市では1973年以来30年にわたり、67歳以上を支給対象としていました。それを68歳に改悪しようという提案で、年金給付額の引き下げや介護保険料の引き上げなど、国の高齢者いじめが続いている中で、重点施策に福祉をかかげている坂戸市が老人医療費支給を改悪することは認められないとの理由で反対しました。

◇15年度坂戸市介護保険特別会計予算

◇介護保険条例の一部改正

介護保険料基準額 2,540円→2,800円 10.2%増(65歳以上の方)

 坂戸市の65歳以上の方(第1号被保険者)の介護保険料は、基準額2,540円です。これを4月から2,800円に、10.2%値上げしようという提案です。

 高齢者の方は所得が低い方が多く、10%を超える値上げはとても厳しいものです。全国の自治体では所得が低い方への配慮として6段階にする方法をとり入れようとしています。坂戸市では審議会でも検討されましたがこれまで通りとなりました。

 国保のところでもふれたように、国の負担を30%に引き上げれば値上げはしなくても済みます。一般財源からの繰り入れを増やす努力もしない中での値上げは認められないので、反対しました。

段階別
現在の介護保険料
値上げ案
第1段階
1,270円
1,400円
第2段階
1,905円
2,100円
第3段階
2,540円
2,800円
第4段階
3,175円
3,500円
第5段階
3,810円
4,200円

 5議案とも賛成4(保守系会派・公明党)、反対2(日本共産党坂戸市議団)で、文教福祉常任委員会では承認されました。19日(水)の市議会最終日の本会議で決着されることになります。

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