坂戸市商業ビジョン・まちづくり懇談会が閉会

　１月21日(火)、第４回坂戸市商業ビジョン・まちづくり懇談会（最終回）が開催されました。

　懇談会は、「坂戸市商業ビジョン」（素案）について意見を出し合いました。

　「素案」は、次のような構成になっています。

〈素案の構成〉

１．坂戸市商業の現状と課題

• 坂戸市の現状と消費者・商業者の動向
• 地域を取り巻く社会経済動向と商業活性化のニーズ
• 課題の抽出

２．商業振興の基本方針

• 坂戸市商業・商店街活性化の基本的考え
• 計画の基本理念
• 坂戸市商業・商店街活性化のコンセプト
• 坂戸市商業・商店街活性化の基本目標

３．商業振興事業構想

• 施策の体系
• 事業構想
• 戦略プロジェクト

４．計画の推進

　「素案」に対する前もっての文書発言は、ともなが議員他１名の２名だけでした。当日出された各委員の意見は総じて「素案」は総花的にまとめられているため「意見が出しにくい」「具体性に乏しい」「実現性に実感がもてない」といった内容が共通して出されました。

　そして、Ｓ委員（民主商工会）からは「そもそも、ビジョンに目標が掲げられていないことが決定的な弱点だ」との指摘がありました。

　公募で参加したともなが議員は、「ビジョン推進のために、研究機関（商業者、住民、行政の協働等）を継続して設けることを提言していることを大事にし、Ｓ委員が指摘した『目標』を示してビジョンをまとめることが必要だ」と発言しました。

　懇談会は、出された意見を参考にしながら、「坂戸市商業ビジョン」（素案）をまとめていくと、コーディネーターと行政側から発言があって閉会しました。