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12/19
12月7日(土)、東京・千代田区駿河台の明治大学校舎を会場にして、教育学関連15学会共同公開シンポジウム「教育基本法改正問題を考える−中教審『中間報告』の検討−」が開催されました。 教育基本法に「国を愛する心」を盛り込むなどとする中央教育審議会(文部科学省の詰問機関)の「中間報告」を専門家の立場から検討しようと開かれたもので、幅広い層の400人あまりの参加者で会場の外まであふれました。坂戸市からは、ともなが真理人・大山しげる議員が参加しました。 開会のあいさつで日本教育学会の寺崎昌男会長は「中教審での議論は、研究の蓄積が省みられていない。広く意見を発表・交換して一緒に考えたい」と共同開催に至る趣旨を述べました。 藤田英典(東京大学)、竹内常一(国学院大学)、堀尾輝久(中央大学)、井深雄二(名古屋工業大学)の4人のパネリストが、教育基本法見直し「中間報告」に対しての意見を述べる報告を行ないました。 4人のパネリストはそれぞれの立場から「教育研究や学校現場を無視している」「平和の理念を否定している」などと述べ、ともに「中間報告」を批判しました。続いて、会場内の参加者が次々に質問を含めた発言を行ない、意見交換が行なわれ、盛り上がりました。 同趣旨のシンポジウムが、次には3月頃に開催予定との見通しが示されました。 |
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