25年12月16日
坂戸市森戸地域の一角にフレコンバッグ(ポリエチレン、ポリプロピレンなどの化学繊維の袋)がいまだに山積みとなっています。(写真をクリックすると大きくなります)
このゴミの山は、5年半ほど前(2020年6月頃)に突然、万年橋近くの住宅地と畑が混在している地域に工場廃棄物を不法投棄されたもので、高いところでは10メートル近くあります。5年半も経過し、上の方は天日にさらされ、中身がむき出しになり雑草も生えています。
近くに住むSさん宅では地下水が出なくなり、別のところから水を引いていると言います。雨水が山積みのフレコンバッグに染みこんで地下水を汚染する恐れもあります。二次被害が心配されています。
けやき積立金(埼玉県や県内市町村及び一般社団法人埼玉県環境産業振興協会が共同で設置している「さいたま環境整備事業推進積立金」)による放置事案改善事業を利用して、昨年3月に撤去できたのは一部分で、大部分は山積みのまま残っています。
運んできた業者は別件の罪で責任を追及できる状態ではないと言います。しかし、このまま放置はできません。更に、市、県当局に働きかけていく必要があるし、「撤去」だけでなく、法整備を強めていく必要があります。
坂戸市役所「日本共産党坂戸市議団」議員控え室 電話 049-283-1331(内線)629