コーヒータイムで議会報告

日本共産党坂戸市議団 新さかど

25年11月1日

生健会が「くらしと福祉のつどい」

 相次ぐ諸物価高騰が市民のくらしを直撃しています。8月の全国消費者物価指数は前年同月比2.7%で48ヵ月連続の上昇です。そうした中で、行政に対しても、くらしや福祉の向上を求める声が高まっています。(写真をクリックすると大きくなります)

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 そうした状況の下で、坂戸市生活と健康を守る会が9月21日(日曜日)に「くらしと福祉のつどい」を入西北大塚の蕎麦屋「砂場」で開催し、15名が参加して活発な意見交流が行なわれました。

 午後のコーヒータイムでは、生活と健康を守る会の会員でもある2人の市議会議員から9月議会での取り組みの報告がありました。

 あらい文雄議員の市政一般質問は、「生活保護制度について」でした。

 生活保護を求める市民が急増している状況で、生活サポートセンターに1年間でおよそ7千名の生活相談があったと市が答弁したのに対し、ためらわずに保護申請ができるように、福祉総務課(福祉事務所)での申請書類を渡していくことや、保護申請をしてから2週間以内に支給決定が原則になっているにも関わらず遅れる理由や割合などを質問し、申請者の立場に立った対応を求めたとの報告でした。

 続いて大山かよ子議員は、市民福祉常任委員会で市民のくらしや福祉の向上を目指しての種々の質疑をしてきたこと。

 市政一般質問では「本市における小中学校教職員の労働環境について」質問したとの報告でした。

 教職員が未来をになう子供たちへの教育活動が充実できるような環境を整え、子供たちが生き生きと学べるような環境を整えていくことを求める質問をしたことが報告されました。

 参加者から、「千代田関間線のアンダーパスの工事が4年も経っているのになかなか完成の見通しが立っていないのはなぜか」「生活保護を担当する職員の市民への対応について」「学校現場での教職員が置かれている状況はますますひどくなっているのではないか」などの質問が矢継ぎ早に出され、意見交換が活発になされました。

 今後とも話し合いをいっそう深め、行政に向けての活動を進めていくことを共有することができたと思います。

 また、参加者の中には、車椅子の方がおりましたが、和室への入室時に介助し合うなど、「助け会い、励まし合う」象徴的な場面となりました。

坂戸市生活と健康を守る会事務局長 大山 茂

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