9月決算議会は8月27日〜9月19日の24日間の会期で行なわれました。2023年度一般会計決算認定をはじめ17議案が審査され、いずれも全会一致で可決・認定されました。
2023年度一般会計決算は
- 歳入 368億 702万円
- 歳出 348億5451万円
日本共産党坂戸市議団は、低所得者や農業者支援(米穀次期作・畑作物補助、畜産への資料代補助)、さかっちバス・ワゴンの妊婦さん無料化、中学生までの子供と高齢者のインフルエンザ予防接種の無料化、埼玉県内市で初めての小中学校給食費無償化(補正予算で市立以外の小中学校保護者に相当分を補助)などの子育て世帯支援、自転車用ヘルメット購入費補助の全年齢に拡大など、市民の暮らしを守る施策を年度途中の補正予算を含め対応してきた点など一定程度評価し、2023年度一般会計決算を賛成しました。
特に小中学校の給食費無償化は、共産党市議団が十数年にわたり市政一般質問や質疑などで繰り返し取り上げて、県下の市で一番早く実現したものです。
補正予算は13億436万円
主な事業
- 地域公共交通運行事業は、さかっちバス用のEVバス導入経費。
- 予防接種事業は、中学生以下及び高齢者のインフルエンザ予防接種費用の無償化。
- 住宅対策は、多世代近居住宅取得補助金等の予算の増額。
- 市民総合運動公園事業は、第一多目的運動場の観客席設置工事費。
2023年度一般会計決算での質疑
- 児童扶養手当受給者支援事業
- 該当する家庭に2023年度3回にわたって米(1回10kg)を支給、2024年度も3回にわたり支給する予算を計上。
- 市施設の修繕
- 指定管理の坂戸文化会館ふれあと坂戸市文化施設オルモはすでに建設時から半世紀近く経っている。今後の修繕の見通しについては建物の目標使用年数を80年としていることから今後も計画的、効率的な修繕を行なっていく。
- 国民健康保険特別会計
- 一般会計からの法定外繰入金が、2021年度8千万円、2022年度6千万円、2023年度は4千万円に、県の運営方針に添って減らされていることが明らかになりました。2024年度予算では2千万円に減らされています。
2024年度補正予算での質疑
- さかっちバス
- 地域公共交通運行事業として2025年3月より市内バスにEVバス導入として運行。2024年度から2029年度の5年間、EV車借上料として830万円。本市は「坂戸市ゼロ宣言カーボンシティ宣言」を制定、地球温暖化の原因となる二酸化炭素や窒素酸化物の排出を削減できるとともに走行中の騒音を大幅に減少できる利点がある。35人乗り22台を導入。
- 予防接種事業
- 未就学児、小中学生及び高齢者のインフルエンザ予防接種費用の無償化の経費を計上、感染者リスク及び重症化リスクの高い65歳以上及び中学生以下までを対象に実施。
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