24年8月1日
7月26日(金曜日)に坂戸、鶴ヶ島水道企業団議員として、鶴ヶ島市脚折にある鶴ヶ島浄水場の現地視察をしてきました。鶴ヶ島浄水場は、市民の安全安心の水道水を作り供給している施設のひとつで、坂戸、鶴ヶ島水道企業団では一番大規模な施設です。(写真をクリックすると大きくなります)
私たちが毎日使っている水道は、荒川の水を取水し吉見浄水場で県水として送水管を通り、坂戸、鶴ヶ島浄水場に送られています。もうひとつは地下水をくみ上げて井戸から浄水場まで運送します。くみ上げた水の量をはかり、薬品を入れて消毒し、ろ過池でさらに鉄分、マンガン等を取り除きます。配水池に飲める水を一端溜め置き、県水と井戸水を混ぜて各家庭に送られてきます。
水道企業団では、51項目の検査を3ヵ月に一度行なっています。近隣の日高市、越生、毛呂山、鳩山の各町から請け負って3ヵ月に一度行なっています。51項目すべての検査は、県内ではさいたま市と坂戸、鶴ヶ島だけです。他の市町村では半分くらいの項目しかやっていません。
今、河川や地下水の汚染が問題になっています。岡山県吉備中央町では水道水から発ガン性のあるPFAS(有機フッ素化合物)がかなり高い数値で検出されました。市民に関心のあるPFASやPFOS(有機フッ素化合物)は今のところは検出されていません。
毎日使う水道水です。現地を視察して、より安心できる安全な水を供給することの大切さを改めて感じました。今後も注視していきたいと思います。
坂戸市役所「日本共産党坂戸市議団」議員控え室 電話 049-283-1331(内線)629