埼玉母親大会in川越

日本共産党坂戸市議団 新さかど

24年7月1日

 6月22日(土曜日)川越ウェスタ大ホールで第69回埼玉母親大会が開かれました。参加者は総勢672人、リモートでの参加者は200余人、合計900人近くの参加者でした。ここ数年はコロナ禍で開催することが困難でした。そのため、リモートで行なったり、分科会はなかったりの開催でしたが、5年ぶりに分科会を再開でき、定員をオーバーしそうな大盛況の分科会もありました。(写真をクリックすると大きくなります)

デモ行進の写真:Enterすると大きくなります

 午後には全体会も行なわれ、東京大学特任教授の鈴木宣弘氏による「日本の農業を考える食について」の記念講演がありました。その後、母親大会の決議を採択し、川越駅までデモ行進しました。その後、川越駅の両側に立ち、スタンディングを行なって、当日を成功裏に終えることができました。

 今回の母親大会の開催にあたり、多くの収穫がありました。

 まず初めに、皆さん、今までコロナ禍で緊縮行動を余儀なくされていたことから5年ぶりの解放感がありました。多くの人が集い、多くのことを語り合う事の大切さを実感しました。

 人間は本来、人との関わり持って生きていく社会性のある動物ですが、新型コロナのパンデミックが起き、行動も制限されました。大勢の人の流れもストップし、孤独感に苛まれました。

 時間の経過と対策によって新型コロナを克服し、人間の本来の行動が再開できたことに、改めて意義あることを学びました。

 そして2番目に、日本母親大会が生まれた経緯と歴史を学びました。

 母親大会が生まれた頃、米国や西欧の国々は競って水爆実験を行なっていました。1954年ビキニ水爆実験で第五福竜丸をはじめとして、たくさんの漁船が被爆してから70年経ちました。世界の母親・女性たちが手をつなぎ、「核戦争から子どもを守りましょう」と始まった母親大会から69年。「生命いのちを生みだす母親は 生命を育て 命を守ることをのぞみます」のスローガンを、戦争放棄の平和憲法に重ね、世界に類のない母親運動を歩み続けてきたのです。

 今回の埼玉母親大会で、憲法9条を持ち、唯一の戦争被爆国である日本が行なうべきことは、対話と外交によって「戦争を避ける努力」だと言うこと。核兵器禁止条約を批准し「核兵器の使用は絶対に許さない」と世界に示すことを学びました。

 このような意味が込められている今回の母親大会には意義深いものがあります。私はこの歴史と誕生を継承していかねばと思っています。平和な未来を子どもたちに手渡すためにも。

大山かよ子議員

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