議会最終日に追加２議案

　12月坂戸市議会は11月21日(火曜日)に開会し、12月13日(水曜日)までの23日間行なわれました。

　開会日に2023年度一般会計補正予算（第３号）を定める件や介護保険特別会計補正予算など市長提出議案16議案の提案と、諸報告・専決処分等４件があり、議会最終日の12月13日に討論と採決が行なわれました。

　また、緊急に国の補正予算を活用した追加の2023年度一般会計補正予算（第４号）や国保条例の改正の２議案が提出され、当日13日の本議会で議案の質疑、討論と採決まで行なわれました。

　2023年度一般会計補正予算（第３号）及び市長・教育長・議員の期末手当（0.1ヵ月増額）の条例改正についての２議案は賛成16、反対１で可決されました。あらい文雄、鈴木ともゆき、宮坂ひろゆき議員は賛成しました。他の議案は全て全員賛成で可決されました。

議会最終日追加の補正予算議案

農業振興事業について総括質疑

あらい文雄議員

質疑　追加された2023一般会計補正予算（第４号）のうち、農業者等支援補助金の概要は。

答弁 　本補助金は、国の「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」 を活用し、燃料価格や農業資材価格等の物価高騰の影響を受けている農業者に対して、生産意欲の向上及び農産物の生産継続の支援を目的に実施するものです。

答弁　補助の内容は、稲作農家に対し、令和６年産米の生産に係る種もみ代・肥料代の半額を補助する米穀次期作支援臨時補助金、及び、稲作農家以外の畑作物等農家に対し、制度を一部見直しし、農業収入に応じて補助する畑作物等生産者支援臨時補助金で、どちらも上限を100万円とするものです。両補助金とも今回で３回目の支援となり、令和６年度に繰り越して対応するものです。

質疑　今回３回目のとなる事業だが、これまでの交付実績については。

答弁　はじめに、米穀次期作支援臨時補助金についてですが、令和３年度末から令和４年度にかけて実施した１回目の支援では、303人の農業者に対して総額約2,433万円を交付、２回目の支援となる令和５年度については、令和５年11月末現在、226人から合計約2,149万円の申請を受け付けています。

　次に、畑作物等生産者支援臨時補助金についてですが、令和４年度に実施した１回目の支援では、61人の農業者に対して総額305万円を交付しており、２回目の支援となる令和５年度については、令和５年11月末現在、49人から合計245万円の申請を受けています。

質疑　米作は300人前後、畑作は60人前後の補助、坂戸市の農業を支える方々だが、畑作物等生産者支援臨時補助金の見直しの内容について伺う。

答弁　令和４年度と５年度に実施した２回の支援は、農業収入50万円以上の農業者に対して一律５万円を支援しておりましたが。今回の令和６年度に実施する３回目の支援におきましては、さらなる支援内容の強化を図るため、農業収入50万円以上100万円未満の場合に５万円の補助金交付、100万円以上150万円未満の場合に10万円の補助金交付、以降、農業収入が50万円増加するごとに５万円を加算し、最大で農業収入1,000万円以上の場合に100万円の補助金交付をするものです。

トップページへ　　サイトマップ　　ページの先頭へ　　ひとつ前へ