23年11月10日
坂戸市東部地域の越辺川沿いは水害の常襲地域で水害の大きな要因は、越辺川に合流する部分が霞提で越辺川から逆流し、大きな洪水被害がたびたび発生していました。(写真をクリックすると大きくなります)
1999年(平成11年)8月の集中豪雨による大規模浸水被害が発生したことを受けて、該当地域周辺の住民が一致団結協力して「大谷川流域水害対策期成同盟会」設立し、市・県・国に陳情活動を行ない、2008年3月に大谷川雨水ポンプ場が完成しました。
当初は第一期工事としての位置付けで、排水ポンプ2台が整備されました。
地元からは早期の第二期工事が求められ、要請活動や議会の市政一般質問で取り上げるなど進めて来ましたが、2020年度より第二期工事の詳細設計を行ない、2021年度から工事に着手し、ポンプ楝、吐出水槽1楝、ポンプ2台を増設、今年8月に完成しました。
第一期工事でのポンプ2台に今回ポンプ2台が増設されたことで、ポンプは合計4台、排出量は21.0立方メートルになりました。21.0立方メートル毎秒とは、25メートルプールの水(約500立方メートル)を23秒で排水できる能力です。
長年の念願がかない完成したことを踏まえ、10月6日、「大谷川雨水ポンプ場増設工事完成施設見学会」が開催されました。
見学会では、下水道職員・工事業者からの概要説明が行なわれ、約1時間にわたって施設内の見学をしました。
見学会には、地元の区長・自治会役員、国会議員や県会議員、市議会議員など、50名あまりが参加しました。
坂戸市役所「日本共産党・市民の声」議員控え室 電話 049-283-1331(内線)629