23年10月20日
質問 外来植物による生態系への影響は。
答弁 在来植物の生長を阻害して他の植物を駆逐してしまうことがあり、生態系のバランスが崩れ、生物の多様性を保てなくなるおそれがある。
質問 本年7月に、市内の水田で特定外来生物のナガエツルノゲイトウが確認されたが、どのような外来植物なのか。
答弁 南米原産の多年草で、主に水辺に生育する植物であり、繁茂すると生態系や農業への悪影響のおそれがある。現在、関東地方以西から沖縄県に分布している。
質問 ナガエツルノゲイトウが農業に及ぼす影響は。
答弁 拡大力、再生力が非常に強く、用水路に定着した場合は、繁茂し、用排水の流れを阻害する。水田に定着した場合は、収穫量への影響や、刈り取り時にコンバインに詰まり、脱穀効率を大きく低下させることが危惧される。
質問 ナガエツルノゲイトウの駆除の進め方は。
答弁 駆除にあたり、生長の初期や小規模群落のうちに対策を行なう早期発見、早期駆除が重要であり、僅かに生き残った固体や断片からも再生する可能性があるため、粘り強く対応する必要がある。
質問 早期発見、早期防除を進めるには、環境学館いずみでの外来植物に関する講座等を含め、市民への周知を強化していく必要があると考えるが。
答弁 引き続き広報紙やホームページにおいて広く注意喚起を図っていく。また、環境学館いずみにおいても、講座等で外来植物において周知を図っていく。
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